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今日も暑いですが、練習試合です!!がんばるぞ!!

 祭り・民族芸能の継承・発展の為には、祭り・民族芸能を義務教育にすることだと考える。昨今、ゆとり教育についての見直しが話題になっている。土曜日を休みを返上して、一日を地域に密着した伝統を学ぶ。これが日本全体のゆとりの底上げにつながる。結局、土曜日、日曜日が休日にあてられると塾に通うことになり、詰め込み型の勉強教育を促進させてしまうのが現状である。しかし、真の勉学とは何か?それは、地域の民族芸能を守ることで地域と住民が密接に関わり、そのネットワークが拡がっていくことで日本全体が海外に日本をアピール出来るソフトの一つにヘと転換することが出来るはずである。目先の欲だけではなく100年先まで残していく文化を継承し伝えていくことが真の芸術アーカイヴになると私は考える。伝統芸能、伝統工芸の継承者がいないということが問題になっている。新しい世代を取り込むシステムが無いというこももちろん問題はあるのだが、その問題をいかにして解決していくかということも我々が考えていかなくてはいけないという現実でもある。いきなり、触れあったこともない文化に投入することは、やはり免疫がない人間にとっては困難であるし、だからといって門を叩いてくる人間を待つという職人気質も分からいことではないが現実を見てみると危機なのである。つまり、芸術全体にも言えることなのであるがハードルをさげるというと誤解が生じるかもしれないが芸術が非日常の人口を取り込んで日常芸術の人口をひとりでも多く取り込んでいかなくてはいけないはずだ。そこに、幼少期から免疫をつけ常に芸術を日常していくために義務教育が必要になってくる。すると、ものつくり大学に行かなくても、高校を出てから学びやすくなったり本当の意味でのアーカイヴができるはずである。現代美術というのは、古典芸術があってこその現代美術である。今の、現代美術も100年後にはどうなっているかは分からない。村上隆が、100年後に残るものを作るといって話題を振りまいているが分からない。今、21世紀になったからこそ受け継いできた芸術を受け継ぎ新たな芸術を創造していく為にも22世紀に伝えていけるものを取捨択一していくときなのだ。
 祭りや伝統芸能のことをしっているということももちろん大切なのであるが、本当の魅了とは体験した時に本当にわかるものだと考えられる。それを、すり込ませていくことが我々が先人に対しての敬意と未来への財産になるのだ。
by stencil-works3322 | 2005-08-12 13:11 | 芸術・芸術論